2023年5月6日(土)午前11時(イギリス夏時間)に昨年9月に即位したイギリス国王チャールズ3世(1948年生まれ)の戴冠式が、ウェストミンスター寺院で行われます。同寺院では1066年以降40人目の戴冠式だそうです。 そんな戴冠式に向けて、スキャンダルも多いイギリスロイヤルファミリーのニュースを踏まえて、直近の出来事を紹介したいと思います。 全国3700箇所で祝戴冠式ビッグランチ!(デイリーメール英語版) 昨年のエリザベス女王即位70周年記念プラチナジュビリーの日にも全国で同じようにストリートパーティーが開かれましたが、今週末も全国で近所同士の人が集まりピクニックをして盛り上がるようです。月曜日は臨時で国民の休日のバンクホリデーとなり3日間に渡って全国ストリートパーティーは開かれる模様です。 チャールズ英国王、6日戴冠式 祝賀ムード、反発も (産経新聞) 英国の一部には君主制廃止論が根強いみたいで、戴冠式に反発する人もいるようです。「税金でいくらかかるんや?」と国民のお金の使い道を心配する人は、特にインフレで苦しんでいる庶民が多い今の時期は多くなると思います。戴冠式当日にロンドンで1000人以上のデモが計画されているようです。 ちなみに2021年にかかった王室経費は1億200万ポンド(約173億円)だそうです。国民一人当たり1.7ポンド。高い?安い? 英・チャールズ国王戴冠式に向け…未明にパレードのリハーサル 準備は着々と (日テレNEWS) 3日の未明に国王らが乗る金色の馬車「ゴールド・ステート・コーチ」が使われ、バッキンガム宮殿からウェストミンスター寺院を結ぶルートで行進の練習がありました。 2日にはバッキンガム宮殿敷地内に銃のカートリッジとみられるものが投げ込まれ、男が取り押さえられ、緊張高まって、警備態勢も強化されているようです。 秋篠宮ご夫妻、皇居・御所で両陛下にあいさつ 戴冠式での英国訪問を前に (日テレNEWS) 秋篠宮ご夫妻は戴冠式に出席するために4日にイギリス訪問をする。5日にバッキンガム宮殿で行われる前夜祭に出席後、6日にウェストミンスター寺院での戴冠式に出席される予定です。 昨年の9月エリザベス女王国葬に天皇皇后両陛下が参列されて、2年連続で日本の王室関係者によるイギリス訪問となりました。 【図解】 イギリス国王チャールズ3世の戴冠式 どこでどのように (BBC) 式典は午前11時開始の予定。バッキンガム宮殿前の広い道路「ザ・マル」から官庁街ホワイトホールへ続く沿道がいっぱいになると、訪れた人はハイド・パーク、グリーン・パーク、セント・ジェイムズ・パークに設置される公式パブリック・ビューイングの会場へ向かうよう案内される予定です。 午前11時(日本時間午後7時)の少し前に、一行はウェストミンスター寺院に着く予定です。 チャールズ英国王の戴冠式、出席する人しない人 (BBC) 国王は、昨年亡くなった母親のエリザベス女王の戴冠式(1953年)よりも小規模かつ短時間の、そしてより多様な内容の戴冠式にすることを選みました。招待状は約2000人に送られています。 ウィリアム皇太子とキャサリン妃、国王の妹アン王女と弟エドワード王子も出席することになっている。 ハリー王子は出席が確認されているが、妻メガン妃は欠席する。戴冠式が行われる6日は、夫妻の息子アーチー王子の4歳の誕生日でもある。 フランスのエマニュエル・マクロン大統領、日本の秋篠宮さまと妻の紀子さま、テレビスターのアント&デック、歌手のライオネル・リッチーさんが参列の予定です。サッカー元イングランド代表のデイヴィッド・ベッカムさんと妻ヴィクトリア・ベッカムさんも、戴冠式の招待されているとうわさされている。 夫妻はウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式や、ハリー王子とメガン妃の結婚式にも出席。デイヴィッド・ベッカムさんは女王エリザベス2世のひつぎの公開安置では、列に12時間並んだことも話題になりました。 アメリカのジョー・バイデン大統領は欠席の予定です。 チャールズ国王の「戴冠式」完全ガイド~日程・会場・参列ゲストは? (BAZAAR) 戴冠式の礼拝の進行は、承認、宣言、塗油(聖油で清める)、認証、戴冠、忠誠の誓いとなります。カミラ王妃も戴冠されます。王冠にはダイヤモンド2868石、サファイア17石、エメラルド11石、真珠269個が付属しています。カミラ夫人にはダイヤモンド2800石、105カラットのダイヤモンドがセットされたクイーン・コンソートの王冠が着用されます。 クラシックや聖歌、ミュージカル、映画やTVなどのさまざまな分野の12曲が戴冠式で発表されるそうです。 戴冠式の費用は国が負担しますが、生活費高騰で不況とあり、予算も少ないと言われています。ちなみに1953年のエリザベス女王の戴冠式は当時の日本円で5000万円程度でした。現在の価値に直すと170億円程度となり、もしそれと同様の金額が使われると、現代のイギリス王室の経費の1年分になりますので、そこまでは使わないと思われ、おそらく今回の戴冠式の経費はかなり押さえられるでしょう。 チャールズ国王の切手がいよいよ流通開始 (英国ニュースダイジェスト) 王冠を被っていないチャールズ国王の普通郵便切手が4月4日から販売を開始しました。インフレの中郵便切手も値上げで15ペンス上がって、ファーストクラスは1枚1.1ポンドになった。ちなみにセカンドクラスは7ペンス上昇で1枚75ペンス。 その他の戴冠式関連イベントをチェック! タイムアウトなどで紹介されている戴冠式に関するその他のイベントをチェックして参加してみましょう! タイムアウト(英語版) 以下、紹介されている主なイベントです。 戴冠式コンサートイベント ウィンザー城 5月7日 クレイジーゴルフ Puttshack 5月5日〜8日 ビスケット作り Biscuiteers 5月10日まで 王冠づくりワークショップ Tower Bridge 5月6日〜8日 チャールズ3世国王戴冠式ウォーキングツアー バッキンガム宮殿 12月31日まで メイフェアガーデンパーティー Grosvenor Square 5月6日〜7日 ロンドンアイ戴冠式カプセル ロンドンアイ 5月8日まで 戴冠式バスツアー 5月31日まで 戴冠式ボートパーティー Westminster pier 7:45pmから6amまで バッキンガム宮殿を見下ろすレストラン Galvin, London Hilton on [...]
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