最近は、海外旅行の手続きもどんどん電子化が進んでいますよね。イギリスでも「ETA(電子渡航認証)」「eVisa(電子ビザ)」「顔認証ゲート」など、昔と比べてかなり変わってきました。 今回は、イギリスに永住権がある私が日本からイギリスへ入国したときの体験談をお届けします。これからイギリスに行く予定のある人は参考にしてみてください! 1. 私の入国条件:eVisa保持でETAは不要! 私はすでにイギリスの永住権(Indefinite Leave to Remain)を持っていて、それをeVisaとして登録済みです。そのため、ETAの申請は不要でした。準備なしでも問題なく入国できました! 2. BRPをまだ使っている人は注意 「BRP(バイオメトリック在留許可カード)」を使っている人は、2024年12月31日までにeVisaへ移行するのが推奨されています。その期限が2025年6月1日へ延長されましたが、それも過ぎて、最新の情報はそこまでです。 BRPが不要になれば、パスポートだけでOK!昔はパスポートに永住権のシールが貼られていたので、古いパスポートも持ち歩く必要があって大変でした。今はeVisaでかなり便利になっています。 3. 顔認証ゲートは便利だけど… イギリスの空港では、日本人も顔認証ゲート(eGate)を使えるようになりました。でも、私は以前、ポーランドからイギリスに入ったときに顔認証で止められた経験があって、今回は人がいる入国審査の列に並びました。 顔認証ゲートの流れ 顔認証ゲートへ向かう パスポートをスキャン カメラに顔を向けて認証 認証成功でゲート通過! 顔認証のメリット 待ち時間の短縮 手続きがスムーズ パスポートにスタンプが押されない 4. eVisaの確認は一応しておこう 私はGOV.UKのサイトでeVisaの状況を確認し、「シェアコード(確認用コード)」も取得しておきました。でも、今回は提示を求められることはありませんでした(大手航空会社を使ったからかも?)。 でも、航空会社や出発地によっては確認されるかもしれないので、念のためチェックしておくと安心です。 ▶ eVisaの確認はこちら 5. 日本入国も自動化!でも混雑あり 羽田空港に帰国したときも、自動化ゲートでスムーズに入国できました。ただし、機械が半分しか動いていなかったり、並ぶ幅が狭かったりして、ちょっと混雑。前の人の動きを見ながら進む感じで、ちょっとピリピリした雰囲気でした。 ちなみに、昔は飛行機の中で書いていた入国カードはもう不要になっていました! 6. パスポートにスタンプがないと困ることも… 顔認証ゲートを通ると、パスポートにスタンプが押されません。これが便利な反面、困ったのが「免税の手続き」。 日本のユニクロで子どもの修学旅行用の服を買って、免税を希望したら…「スタンプがないとダメです」と断られました! 7. 免税を受けるなら「戸籍の附票」が便利! スタンプがなくても、日本で免税を受ける方法があります。それが戸籍の附票(ふひょう)! イギリスで大使館に行くよりも、日本の地元の役場で簡単に取れるのでおすすめです。ただし、ユニクロではそれでもダメだったので、お店によっては通じないこともあるようです。 8. 子どもたちのパスポートには? イギリス国籍の子どもたちのパスポートにはスタンプは押されませんでした。Visit JapanでQRコードをゲットしてスムーズに日本へ入国できました。そして日本出国の際は顔認証ゲートを通ってスタンプなし。そのままイギリスに戻りましたが、問題なし! 国や空港によって違うので、少し不安になりますが、基本的にはスタンプがなくても大丈夫そうです。 【まとめ】イギリス入国はどんどんスマートに! 永住権のある人はETA不要 eVisaがあればパスポートだけでOK 顔認証ゲートは便利だけど、スタンプがなくて困ることも 日本での免税目的の人は戸籍の附票の準備をおすすめ! 電子化で楽になった反面、手続きの変化には注意が必要です。これからイギリスに行く人は、自分のビザや入国方法をちゃんと確認してから出発してくださいね! もし他にも「イギリス入国で困ったことがある!」「こうすると楽だったよ」などがあれば、ぜひコメントやメッセージで教えてください♪
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