皆さんこんにちは、Akiiikoです。 前回は私がスペインはマラガに行った時のことをご紹介しましたが、今回はスペインから帰ってきてから私がハマっている朝食について、お話しします。 それは、Pa amb tomaquet! （パ・ァム・トマカッ） Pa amb tomaquetとは カタルーニャ語で「トマトとパン」という意味。スペイン語ではPan con tomate（パン・コン・トマテ）といいます。 ウィキペディアによれば、トマトはコロンブスが新大陸（アメリカ大陸）からヨーロッパに持ち込んだ食材で、このパ・ァム・トマカッの起源は定かでないものの、固くなってしまったパンをおいしく食べられるようにトマトをこすりつけたのが始まりではないかという学者がいるようです。 元祖の作り方 スライスしたパンに切ったトマトの断面をこすりつけ、塩を振ってオリーブオイルをかけていただくのだそう。 トマトをこすりつける前に、お好みでパンをトーストしたり、にんにくをこすりつけたりすることもあるようです。 私のつくり方 スーパーの一番安いトマト（サラダトマト）６個を適当な大きさに切ってブレンダーにかけ、そこに少しベイキングソーダを小さじ３分の１ほど入れて混ぜておきます。 （ベイキングソーダには、トマトのキツイ酸味をまろやかにしてくれる効果があります。パスタにトマトソースを作った時にも応用できますよ。） パンはじっくりトーストし、ブレンダーにかけられたトマトをパンにのせ、塩コショウとオリーブオイルをかけていただきます。 もちろんカフェコンレチェ（カフェラテ）とフルーツも一緒に。日によってスペインのハム、ハモンセラーノやマンチェゴチーズもいただきます。 朝食でないときは、アンチョビを上にのせても美味しそう。 朝食のトーストに、ジャムは嫌だし、でもチーズじゃないし。。。というときに、さっぱりといただけます。 ここでトマトの栄養について ご存じの通り、トマトはビタミンＣが豊富です。しかし生トマトに豊富に含まれるビタミンCは熱に弱い特性が。なので、トマトは生で食べたほうが、ビタミンＣをより効率よく摂ることができます。皮にもリコピンやβカロテンが多く含まれるため、皮もむかずにブレンドミキサーにかけちゃいましょう。 リコピンには抗酸化作用があり、血液をきれいにしたり毛細血管を強くしたりする作用があります。アンチエイジングにもつながりますね！オリーブオイルも一緒に摂れば、それに含まれるポリフェノールでさらなるアンチエイジング！ いかがでしたか？ 簡単で美味しいスペインのみんなが食べてるパ・ァム・トマカッ（パン・コン・トマテ）。皆さんもぜひ試してみてください。
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