2025年日本国際博覧会、いわゆる大阪・関西万博の某アフタヌーンティーが大変お粗末だ(でも改善した?)ということで話題になっておりますが、もちろん本場イギリスでも、「あああああああ……」と、その店を選んだ自分を恨みたくなるようなアフタヌーンティーに出会うことは、しばしばあります。 地元の友達同士で「ただおしゃべりしたいだけ」という場合なら、味やサービスなんて正直どうでも良いのです(どうせ、砂糖と脂肪分と小麦粉のコンビネーションだし)。 しかしながら、「せっかく遠くから旅行でイギリスに来たんだから、記念になるようなアフタヌーンティーを!」と頑張って予約して行った先が、まさかの“残念アフタヌーンティー”(しかも一人1万円以上…)だったときの衝撃。 今回は、その無念さを晴らすべく、残念ヌン活経験をご紹介したいと思います。特に今回は、観光で来られる方が訪れる可能性の高いお店に絞ってピックアップしました。 ただし、お店の名前や公式サイトを直接載せると営業妨害と見なされる可能性もあるため、少しぼかした表現にとどめます。どうしても詳しい情報をご希望の方は、個別にメッセージでやり取りさせていただきますので、ご了承ください。 残念ヌン活、ワースト 3位 とても背の高い尖ったビルに入っている、子供ウケを狙ったアフタヌーンティー 良い点・ケーキ系以外はそこそこ美味しい・ケーキ系もまずいというわけではなく、普通においしい。ただ、感情を揺さぶられるような驚きがないだけ・子どもを連れて行きやすい残念な点・座席数を確保するためか、席と席の距離が狭すぎ、優雅な気分は味わえない・客数とスタッフの数が合っていないのか、サービスがとにかく遅いので、子どもと一緒だと、間がもたない・船の形のスタンド(?)が、適当に掃除されており、前の人の汚れ等が残っている・高層ビルで、眺望も楽しめるはずだが、窓が汚れていることの方が気になる 残念ヌン活 ワースト 2位 上記と同じビル内にある、他のレストランのアフタヌーンティー 良い点・トイレの見晴らしが良い・ロンドンにある観光名所ではあるので、話題にはなる?・大人だけで行ったので、サービスに時間がかかっても問題なく、楽しく喋り続けることができた残念な点・座席同士の感覚が狭すぎ、繁華街の道端でお茶をしている気分になる 残念ヌン活 ワースト 1位 ソーホー地区にある魔法をテーマにしたアフタヌーンティー 良い点・実際に現地へ行くまでは、ワクワクできる 悪い点・ケーキスタンドはもちろん、いろいろ不潔感がすごい。自分が客だという立場を忘れて、洗い場でバイトしたくなる、っていうか、多分洗ってない。パーっと表面拭いてるだけやろ!?・予約の時間に着いても、なかなか案内されず、席へ案内されてからも全のサービスが遅い・サンドウィッチもケーキ類もスコーンも、全て「そこのスーパーで買ってきました?」というレベルだが、それにしては値段もそこそこする まとめ 万博では、「本場のアフタヌーンティーが体験できると思ったのに・・・」という残念さが漂っておりましたが、本場も結構悲惨です。物価高の昨今、飲食店をキープするのは大変困難なことだとは思うので、お店の側から考えるといろいろあるのだろうとは思うのですが。 アフタヌーンティーって、わざわざ遠くからイギリスに来てくださったお客様をお連れする場合が多い(自分一人なら、家でヨークシャーティーかPG Tipsで大満足)ので、ロケーション、雰囲気、味、全てが一応バランスよく配置されておいて欲しいという希望があるのですが、それは大変傲慢なことなのだろうかと感じる今日この頃です。 「ここなら、後悔しにくいよ!」という場所をご存知の方はぜひ教えてくださいね。
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