? あー怖かった。今でも思い出すと怖くなる。 皆さんは最近、そんなものを観たり聴いたり、体験したことはありますか? トラウマ級ではなく、「イイ」怖い。「快感」怖い。 今回は、先日私が観賞した怖~い演劇、「The Woman in Black」をご紹介します。 ? 「The Woman in Black」は、イギリスのスーザン・ヒルという女性作家によって書かれたゴーストストーリー。ホラー小説。 GCSE(中等教育修了証)のイギリス文学でも課題本の一つとなっているようで、娘が学校で読み始めたのだとか。その流れで「それならロンドンで公演中の演劇を観に行こう!」となったのです。 勉強も兼ねて。? それどころではなくなりましたが。。? ? 1983年に本として世に出た「The Woman in Black」が舞台演劇になったのは1987年。たった4年で本が演劇になったなんて、それだけ人気があったことがうかがえます。 一番はじめに舞台公演されたのは、北ヨークシャー州にあるスカボローの劇場にて。そこから人気を博し、1989年にロンドンの劇場にやってきてから現在に至るまで、なんと今年で34年目という、ロングラン!ロンドンの舞台演劇の街・ウェストエンドでは、アガサ クリスティー原作のマウストラップ(ねずみとり)という演劇に次ぐ、2番目にロングランの作品なのだとか。 しかし!!!この「The Woman in Black」、なんと今年2023年3月4日に最終公演を迎えてしまうのです! だから!!!見逃す前に、是非お勧めしたいのです!!The Woman in Black ? この「The Woman in Black」の舞台公演が行われている劇場が、Fortune Theatre。 コベントガーデンにあります。隣はフローズン(アナ雪)のミュージカルの劇場です。 432席しかなく、こちらもウェストエンドで2番目に小さい劇場なのだとか。 1960年に改装されましたが、もとは1924年に建てられた、ほぼ100歳の劇場です。The Woman in Black ? ここでやっと、物語のあらすじを。 (ウィキペディアより抜粋)19世紀末のロンドンに暮らす若き弁護士アーサー・キップスは、事務所の所長から新たな仕事を命じられる。 列車を乗り継いで田舎町クライシン・ギフォードに着いたアーサーに課せられたのは、 最近他界したアリス・ドラブロウ夫人の“イールマーシュの館”に赴き、彼女の遺言書を見つけ出すこと。 ところが沼地の島にぽつんとそびえ立つ館には、ただならぬ陰鬱なムードが漂い、謎めいた“黒衣の女”が森や窓辺に出没する。 やがてこの館の忌まわしい過去と、町の人々が恐れている理由、 そして自らも恐るべき呪いの連鎖に巻き込まれていくのだった……? ? 本では、主人公のアーサー・キップス自身が23歳の時に体験したことを回想して妻に話す。。となっていますが、舞台演劇では主人公のアーサーがその恐怖体験を文字に起こしたものを、舞台演劇にしようと演出家であり俳優である若者と稽古をする、という流れになっています。 わ!!と驚くところがあり、ひぃぃぃぃぃぃぃ!!!と背筋が凍るところがあり、いやいやいやいやいや!!!!と身が縮むところあり、きゃーーーーーーーーーーーー!!!!!!と思わず叫ぶところあり。 シンプルな舞台設定と演出なのに、なんでこんなに怖いのだろう!最後の最後、最後のセリフまで怖い! もちろん元々の物語が怖いのですが、役者さんたちの迫真の演技と音響が、観客をゾクゾクさせます。私も実際、娘たち3人と腕を掴みあって身体を小さくかがめ、ぎゃーぎゃー叫んでいました。?
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