どーも、たまさぶろうです。「一月往(い)ぬる二月逃げる三月去る」とはよく言ったもので、2月ももう半分が過ぎました。息子の通う補習校のイベントは多いわ、子供たちの現地校も何やら忙しいわ、仕事は忙しいわで、本当に毎週バタバタです。 そして、疲れが溜まっているからか、また心がざわざわしているからか、ここ1週間ほど、よく眠れていません。季節の移り変わりの時期で寒暖差もあるし、自律神経の乱れもあるのかもしれませんね。 先月終わり、姉から急に連絡がありました。 それは地元の私の同級生の訃報を知らせるものでした。持病が悪化したことによる急死でした。 S君のことは保育園の時から知っていて、地元の学校も同じだったし、お互いの子供が同じ幼稚園に通っていた時期もありました。すごく親しくしていたわけではなかったけれど、S君のお母さんも奥さんも知ってるし、何より、40代の若さで亡くなったことが本当にショックでした。 残された奥さんや子供たちのことを考えると、胸が痛くて痛くて、仕事中も家に帰ってきてからも、考えずにはいられませんでした。どうか、S君が安らかに眠れるように、そして残されたご家族が少しでも心が休まる時間があってほしいと願いました。 同時に、もし自分の旦那が急に亡くなってしまったら?逆に、自分がある日突然死んでしまったら?と考えました。 片親になっても金銭面での苦労や生活の立て直しは、腹を括れば何とかなるかもしれない、家族に助けてもらって切り抜けられるかもしれない、でも、急に取り残された心は? そんなことを思っていた矢先、トルコ・シリア大地震が起きました。娘の親友の両親はトルコ出身です。互いの国のことも良く話しているし、イギリスに住む外国人同士だからこそ分かり合えることもたくさんあって、娘だけでなく私も仲良くしてもらっています。 地震が起きてすぐに連絡を取ると、トルコに住む家族や友達は場所が離れていて無事だったとのこと。でも町の建物の大半が倒壊していてたくさんの人々が亡くなり、寒さの厳しい中助けを求めていることにとても心を痛めていました。 トルコでは、建築基準も日本のように守られず、お金を払うことで基準を満たさない違法建築がまかり通っているとのこと。失われずに済んだかもしれないたくさんの命があったのに、本当にたくさんの人々が亡くなってしまった。怒りで震えながら話してくれました。 亡くなられた一人ひとりに家族がいて、大切な人がいて、いつもの生活があった。それらの日常が一瞬で失われてしまった。辛すぎます。 色々考えていたら、眠れなくもなりますよね・・・ 同級生の死や大地震で亡くなられた方々のことを考えていると、自分の生活や家族との関わり方も考え直さないといけないなと思いました。 「急に居なくなってしまった時に後悔しない(後悔させない)ように」じゃないけど、忙しさで心がギスギスして、上手く話ができなかったり、些細なことで腹がたったりしてしまうけど、それでも「いってきます/お帰り」「ありがとう/ごめんね」は伝えておこうと思ったし、毎日がむしゃらでも一生懸命暮らしていこうと思いました。
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